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Team Connrod スクワン参戦記

文・繁野明治

5月6日

ファントムマックス250マフラー

レースまであとわずか。本格的な練習を開始する。前回の練習で得たデータを元に車両にいくつかの変更を施した。まず大きな変更点といえばマフラーの変更である。車両の元々のポテンシャルを引き出させるためにブルーフレイム製フルエキゾーストを装着。サイレンサーはツインポートタイプを選択し、排圧コントロールによってマフラーサイドからでも4段階にセッティングが可能という優れものである。

走行フィーリングも大幅に向上し、全域においてのパワーアップが体感できた。さらにタイヤサイズの変更。ノーマルでは安定性のために太いタイヤが装着されているのであるが、レースではさらに機敏な走安性を求めるために若干細めのタイヤをチョイスする。

接地感も出てきて思い切って攻めることが可能となった。タイムは49秒半ばに突入するがまだまだ本調子ではない。さらに左コーナーにおいて転倒してしまう。左に倒れたのであるが、その後反転してしまい右サイドにダメージを負ってしまう。

5月14日

レースを前日に控えて最後の練習となったこの日、多数のライダーが練習に来ていることもあって、周りとの比較をしながらの走行となった。この日はタイヤサイズの見直しをして、ベストのキャブセッティングとタイヤ空気圧を探る。大分走りの方も煮詰まってきてタイムは大幅に向上。47秒半ばへ突入。レースへの期待が高まるが、またライバル達のタイムが非常に気になるところだ。

5月15日

SC-2予選前

早朝、サーキットへ向かう車内で大雨に見舞われる。せっかくのレースが台無しだ。かなりブルーな気分でサーキットに到着。雨の中テントを設置して練習走行の準備を始める。走行開始時には雨はとりあえず止んではいるが、路面は水溜りまである状況。とにかく転倒をしないよう心がけて走り始める。

雨の走行は当然路面は滑りやすく、非常に気を使わなければならない部分が多いためドライでの走行に比較するとかなりペースは落ちてしまう。どの程度まで攻められるのか探りながら、また周りのライダーのペースなどを確認しつつ走行。

その一時間後にはまずSC-2 Stockクラスの予選が開始された。今回のSC-2 Stockクラスは台数が少ないこともあり、SC-1との混走という形での開催となったわけであるが、同じ土俵にいるライダーは皆ライバルだ。当然SC-2 Stockでの成績ではなく、SC-1も含めた総合の順位が自分にとっては大切である。

予選では雨で濡れた路面に気を使いつつの走行となったわけであるが、予選終了間際までトップタイムをマーク。しかし最後に逆転され、2番手となってしまった。休む間もなくSC-2オープンクラスの予選が開始された。この予選も序盤からハイペースで好タイムをマークするが残念ながら及ばず2番手スタートとなってしまった。日光サーキットは路面の乾きが予想以上に早い。真剣勝負の開始だ。

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