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Team Connrod スクワン参戦記 第3戦

文・繁野明治

スクワン参戦記 スクワン参戦記
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12月11日 日光サーキット Scooter-1 最終戦

5月に始まったSCOOTER-1も今回3戦目となり、いよいよ最終戦を迎える。激戦のSC-2クラスではホンダPS250Rの福間選手、アプリリアの下山選手が1,2戦でそれぞれ優勝しており、優勝から取り残されてしまった私は今回こそは・・という期待とプレッシャーを感じつつ参戦となった。前回の京葉でのレースでは十分にトップ争いできるだけのマシンポテンシャルが確認できたため今回は言い訳はできない。

スクワン最終戦

前日の練習では足回りのセッティングにやや不満を持ちつつも、前回のスクワンレースよりも1秒以上も速いタイムで周回することができ、下山選手の持つコースレコードに匹敵するベストタイムを叩き出すことに成功した。しかし同日練習に来ていた下山選手も安定して好タイムを連発しているし、福間選手もやはり好タイムを出しているため全く油断できない状態だ。

レース当日は霜が降り、路面は凍結するほどの極寒の中でのレースとなってしまった。朝の練習ではしばらく様子を見ていたが、案の定至るところでスリップダウンが多発している。この寒さの中でどのくらいのペースで走れるのか確認するために恐る恐るコースイン。GET HOTタイヤウォーマーでしっかりとタイヤを暖めた甲斐があり、そこそこのペースで走れることがわかった。

予選

今回の予選は4ストローク車両が10分の予選で全クラス混走というものであった。私はSC-2とSC-2 Stockのダブルエントリーのため、この短い予選の中で2つの車両を乗り換えなければならない厳しい展開となってしまった。

まずはStockクラスの車両に乗り、1周目からタイムアタックを開始する。タイヤはしっかり温まっているため何の不安もなく全開で1コーナーに進入したその瞬間フレームが路面に干渉してそのまま大転倒してしまった。すぐさま車両を引き起こして再スタートを切る。ハンドルバーは大きく曲がり、まともに走れる状態ではなかったがとにかく時間がないためそのままの状態で5分を走りきる。そしてSC-2車両に乗り換えてタイムアタックとなった。限られた時間の中でタイムを出すのは難しく、SC-2 Stockクラスはクラス2位、SC-2は3位で予選通過となった。

スクワン最終戦

SC-2 Stock 決勝

今回のこのレースもいつもと同様にSC-1との混走となった。クラス2位だが、総合では7位、2列目スタートと今シーズン最下位であった。スタートはまずまずといった感じで6位で1コーナーに進入。しかしその後目の前を行くT-MAXに行く手を阻まれてしまいなすすべなく前方を行く集団から離されてしまった。

レース中盤にはストッククラストップを行くアプリリアが総合5位を走行中に転倒。変わってクラストップに立つ。終盤再スタートを切りすさまじい走りで追い上げてきたアプリリアだが、再び転倒。ライバルがいなくなった後はそのまま逃げ切り、ストッククラス今シーズン2勝目をあげることができた。

SC-2決勝

スクワン最終戦

予選トップは福間選手、2位に下山選手といつものメンバーがフロントローに揃った決勝レース。スタートシグナルに全神経を集中させ、抜群のスタートを切ることができ、1コーナーをトップで抜ける。

しかし高速コーナー立ち上がりでスリップストリームから抜け出た下山選手に抜かれて順位を落とす。続く2周目の同じ個所で今度は福間選手にも抜かれてしまい3番手に転落。しかし3台でのトップ争いは3周目に大きく変化を迎える。なんとトップの下山選手が4コーナーで転倒。変わってトップに立った福間選手とここから大バトルが始まった。

各コーナーごとに並びかけるがフロント周りのセッティングがイマイチであったためにムリして突っ込むことができない。しかも相手はブレーキングの名手である福間選手なのだから。とりあえず姿はチラつかせてプレッシャーを与えてミスを狙う作戦を取るがさすが優勝経験者だけあってなかなか大きなミスは起こさない。残り集回数も少なくなり周回遅れが出始めた。そしてラストラップに突入直前の11コーナー、目の前の周回遅れを抜くために福間選手が強引にアウトにラインを取る。自分はインを狙う!自分の姿をギリギリ周遅れの選手の視界に入れることに成功。周遅れの選手は一瞬マシンを起こした。

その際にアウトにいた福間選手は一瞬バランスを崩し、その隙をついてトップに浮上した。そして迎えたラストラップ、このレースでのベストラップをたたき出し今シーズン最終戦にて初の優勝を自身とチームにもたらすことができた。

スクワン最終戦

今シーズンからはじまったスクワンレースだが、毎戦ごとにライダーもマシンもレベルが高くなり、非常に厳しいレースではありましたが最終戦ではマシンも十分にトップを争うことができるものに仕上がり、2つのクラスでダブルウィンという快挙を達成することができました。チームも年間を通して一生懸命に努力してくれて、非常に素晴らしいチームに出会えたと思っております。

スポンサーの方々にもいろいろと支えられた結果を最後に出すことができ、今は安心しております。来シーズンも今シーズン以上の結果を出すことができるよう精一杯努力いたしますので今後ともよろしくお願いいたします。

SPONSORS

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当日の模様を収録した動画はこちらでご覧になれます。

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